日登神楽社中さんの出雲神楽いかがだったでしょうか?
どこか素朴で古きよき日本の伝統を受け継いでいる、そんな印象です
いくつか特徴を観察してみました
まず能の書式を取り入れているところ
舞台正面背後に奏楽を配置している
奏楽の皆さんは椅子に座っている
鼓を使う場面がある
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袴の色は出雲大社の神職の方々と同じ水色
表情はマンガチック、主役の相手役は面が大きい
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面は木製
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こうしてみると神楽は神事と演劇を組み合わせて創造された芸能なのでしょうね
少し気になったこと
代表さんが舞台あいさつで「石見神楽ほどの派手な演出はありませんが・・・」と言われていたことです
そういえば児屋根さんも出雲神楽は石見、広島神楽にくらべると・・・と書いてたような気がします
やはり意識されるのでしょうかね
確かに石見、広島神楽の発展ぶりはめざましいものがありますが出雲神楽にもすばらしい特徴があり他と比べてどうこういうようなことはまったくないと思います
もちろん、他の演出をみて自らを高める気持ちは大事だとおもいます
それとともに出雲神楽のフォーマット=静と動の切り替え、口上の抑揚、受け継がれてきた面や衣装・・・などは大事に守ってもらいたいものです
若き児屋根さんに期待しております
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